〜うんちくのコーナー(過去の勉強会資料)〜 (2010年1月27日START)
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2010年5月20日 【アクリル系・シリコン系・エマルジョン粘着について・・・】
☆アクリル系粘着☆一般的な粘着 りんごのラベル等のタック紙の粘着もアクリル系、シール材料や OAラベルもアクリル系である。粘着の市場の大半はアクリル系大量ロットの需要により 紙セパレーターも非常に安価である。ただ、耐熱性に乏しい 一般的にアクリル粘着は 70度〜80度程度しかもたない。追伸:恵比寿の直糊、日栄化工の 微粘着も アクリル系粘着である。
☆シリコン系粘着☆シリコン粘着は、かなり特殊な糊 耐熱性良好セパも特殊になる。 シリコン用のPETセパが必要。非常に高いu1500円ほど※一見 不思議な話に思うかも知れないが、シリコンの糊でアクリル用の剥離紙を使用すると完全にひっついてしまい 取れなくなる。※ 弊社でも テープの加工時にセパが切れすぎたとき等 補修に使うこともある。
☆エマルジョン粘着☆シックハウス症候群などの対策の為、家・自動車等の密閉空間に使用するテープキシレンやトルエンフリー等のVOC対策が叫ばれてきた。今までの揮発性溶剤ではなしに、水溶性のエマルジョン粘着というものも現れてきた。例)恵比寿化成製 #751EV直粘着 Eタイプ
2010年4月10日 【独立発泡・連続発泡・半独立発泡の違い】
1)独立発泡スポンジ
ポリエチ発泡体:ペフ、ソフトロン、サンペルカ、PEライト
ゴムスポンジ :ネオスポ・EPTスポンジ
特殊ウレタンスポンジ :スーパーシール等用途:止水、遮光、遮音
2)連続発泡スポンジ
ウレタンスポンジ一般エーテル系スポンジ、一般エステル系スポンジ
用途:お皿洗い用・洗車用 スポンジ
3)半独立発泡スポンジ ポロン、ズレン、エプトシーラー
用途: 独立気泡と同じような用途フィルター材(必ず 気泡が表から裏までつながっている)ウレタンフォームのフィルター材、 MAPS(多孔質ポリウレタンフォーム
2010年3月30日 【スライス加工について・・・】ネオスポ や サンペルカなどは、先に「パン」と呼ばれる巨大なブロック(高さ X1M X 2Mとか・・・)がまずできます。それを 1T や 2Tにスライス加工して その厚みのスポンジが出来上がります。丁度 ブロック状の食パンが出来上がり、両側の耳をそぎ落とし、5枚切りとか6枚切りとかにスライスして仕上げるのに似ています。
上図のように スライサーの刃によりブロックをスライスする。よく想像すればイメージが沸きますが、このような加工方法で 厚み精度が±0.1mmとかになるはずがない。
スライス品の厚み精度は、M角の ウレタンスポンジで±0.5mm、 ゴムスポやPEの発泡体で ±0.4mm程度である。 柔らかくて もちっい〜っと粘るほどスライスはやりづらくなる。あと 極薄についてはスライス加工の性質上 極めて苦手である。ウレタンスポンジでは 2Tまで、ゴムスポで 1Tまでがせいぜいである。1T以下のゴムスポや 厚み精度を±0.3mmや±0.2mmにする為には、M角ではなしに500mmX1Mとかの 半分の幅にしてからスライスすればある程度まではなんとかなる。これは、スライス刃が 1Mである場合より 500mmの長さでの方が安定するからである。※追伸 ポロンやペフ・ソフトロン・ボラーラなどの長尺品は、最初からその厚みで製造されている。上図のようなブロックからのスライス加工ではない。 ゆえに厚み精度が向上している。 ポロンで厚みの±10% 1Tの場合 ±0.1mm
2010年1月27日 【接着・粘着・吸着・溶着の違い】
一般的に 接着と粘着とを同じ扱いにする人が多いです。それもそのはずで、どちらも英語ではともにAdhesiveで、表現上の差はありません。 日本語は素晴しいもので 接着・粘着・吸着と表現が多岐にわたっております。いったいこれらはどう違うのでしょうか?知らない人が多いので、うまくこれらを説明できたら、「ほお〜っ」ってことになります。日東化工内で圧倒的に多いのは、いわゆるテープ状のものでそれは粘着剤です。かなり強引ですが、接着剤と粘着剤とを一言で区別してしまうと、「固化するのが接着剤、餅状を保つのが粘着材です。」接着も粘着も、根本は上述の“分子間力”であり、同一の現象ですが、接着剤は 液状〜固化する過程があり、液状の時には接着力は皆無で固化してはじめて接着します。(時間がかかる) 粘着剤ははじめも後も餅状であり、最初からある一定の粘着力が得られます。(時間がかからない=作業性が早い)接着と粘着の差異2:リサイクル性・・・接着剤で接着した部分を剥してから、元に戻そうとしても戻らないように、固化してしまった接着剤は、もはや「接着剤」ではありません。その意味で、接着剤で貼りつけた材料は再分離できずリサイクル出来ません。一方、粘着材は、常に粘着材であり 上手にとることにより粘着材と材料とを分離できます。 基材破壊を防止したリサイクル用の両面テープなどでは、尚一層 分離作業が容易です。ゆえに 材料の再分離が可能であり 環境にもやさしくなります。次に溶着 溶着は、高温や超音波による振動により材料を溶かしてつけます。 ゆえに材料と材料をつける際の材料以外の接着剤や粘着材は必要ありません。同じ 素材同士であれば、溶着した場合 完全に同一樹脂だけなので そのままリサイクル可能です。次に吸着 吸着はマイクロ吸盤式や 顕微鏡に使用するプレパラートが水でひっつくような鏡面真空式の2通りありますが、いずれにしても空気の力で(大気圧)ひっつけます。空気が真空になりひっついているだけなので、空気が抜けるような環境 布であったりでこぼこの粗面であったりでは、もちろんひっつきません。
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